
<クラブW杯:フルミネンセ4-2蔚山>◇21日(日本時間22日)◇1次リーグF組◇第2節◇イーストラザフォード
蔚山(韓国)がフルミネンセ(ブラジル)に2-4と敗れ、2連敗で1次リーグ敗退が決まった。
FKをたたき込まれ1点を追う展開となった中、前半37分に右からのクロスボールが左に流れたところ、角度のない位置からMFイ・ジンヒョンが蹴り込み同点とした。
さらに前半追加タイムの48分、左サイドからイ・ジンヒョンが送ったクロスボールにFWオム・ウォンサンが頭から飛び込み勝ち越しゴールを奪った。
後半11分にはロングボールから抜け出したオム・元山が決定機を迎えたが、左足シュートはわずかにゴール左へ外れた。これが決まっていれば、勝利へ大きく近づく状況だったが、このワンプレーが結果的に勝負を左右した。
後半21分にゴール前のこぼれ球からMFノナトに流し込まれて同点とされると、息を吹き返したフルミネンセの前に失点を重ねた。同38分にはCKからDFフレイテスに左足で押し込まれて勝ち越しを許す。さらに後半追加タイムの47分にFWケノにクロスボールを頭で合わせられ、駄目押しとなる4点目を奪われた。
初戦のマメロディ・サンダウンズに0-1と敗れたのに続く敗北で、アジア勢として浦和に続いて1次リーグ敗退が決まった。