<明治安田J1:横浜0-1岡山>◇21日◇第21節◇日産スタジアム
ファジアーノ岡山がアウェーで横浜F・マリノスに1-0と競り勝ち、4試合ぶりの白星を挙げた。
立ち上がりから持ち前のハードワークを仕掛け、多くのチャンスを作った。中でも18歳の日本代表MF佐藤龍之介は左サイドから鋭いプレーで仕掛けた。その局面で優位に立ったことから、得点につながった。前半17分、左CKから得点源となるWルカオが頭で押し込んだ。マークされながら、球際の強さを見せつけた。
後半は横浜のテンポのいいパスワークに押し込まれる時間帯が続いたが、5バックとなり、ゴール前を固めて相手の攻撃をしのいだ。まさにチームの結束力がもたらした勝ち点3だった。
木山監督は「立ち上がりからしっかりプレスをかけられた。後半は横浜のギアが上がったが最後までゼロで終われて良かった。走ること、(攻守の)切り替え、球際の闘争心と、自分たちのベースを出せた」と、全力を尽くした選手たちをたたえた。