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【横浜】今季初のAロペス、マテウス、エウベル3トップも岡山に敗北…2度目の監督解任も実らず


横浜F・マリノスはサッカーJ1リーグ第21節でファジアーノ岡山に0-1で敗れ、公式戦3連敗となった。チームは今季2度目の監督解任を経て試合に臨んだが、試合の大半を支配しながら得点を奪えず、守備ミスからの失点を挽回することができなかった。試合中、多くのチャンスを作ったがゴールポストに嫌われ、相手ゴールキーパーの堅守にも阻まれた。攻撃陣はアンデルソン・ロペス、ヤン・マテウス、エウベルを軸にしたが、ゴールネットを揺らすことができず、最下位から抜け出せない状況が続いている。

横浜アンデルソン・ロペス(2024年11月6日撮影)

<明治安田J1:横浜0-1岡山>◇21日◇第21節◇日産スタジアム

クラブ史上初となる同一シーズン2度目の監督解任に踏み切った最下位の横浜F・マリノスが、ホームでファジアーノ岡山に0-1と敗れた。圧倒的に攻め込み、20本近いシュートを放ちながら1点が遠かった。前節の新潟戦に続く0-1の敗戦。天皇杯2回戦のラインメール青森戦(0-2)を含めれば公式戦3連敗となった。

暫定指揮を執った大島秀夫ヘッドコーチは今季初めてアンデルソン・ロペス、ヤン・マテウス、エウベルのブラジル人3トップを先発起用した。マリノスの特長とする前への勢いを取り戻すこと。守備のリスクを負いながらも、やるべきことはハッキリしていた。

立ち上がり、岡山の攻勢を受けた。18歳の日本代表MF佐藤龍之介が左サイドから鋭いプレーを仕掛けられ、その局面から後手に回った。前半17分、CKから警戒していたFWルカオに頭で押し込まれ先制点を許した。

しかし引くことなく前へ出た。前半24分にはヤン・マテウスが右からのカットインで左足シュート。ボールはゴール左ポストに当たって外れた。

同32分にはGK飯倉大樹のロングフィードが岡山DFラインの背後に流れ、エウベルが相手DF立田悠悟、GKブローダーセンと競り合い、体に当てたボールがゴール方向へ。ブローダーセンがペナルティーエリアのライン付近で手で触れたボールは、ゴール右へ外れた。ボックス外でボールに触れた決定機阻止(DOGS)による退場の可能性が浮上。VARが入ったが、主審のオンフィールドレビューで退場はなし、となった。

攻め続ける横浜は前半追加タイム、エウベルが左からのカットインで右足シュートを放ったが、ブローダーセンにセーブされた。1点のビハインドのまま後半へ勝負は持ち込まれた。

その後半、横浜は敵陣へ押し込み、攻め続けた。左右からクロスボールを送り、Aロペスらが次々と飛び込んだ。同17分、右の加藤からの絶妙のグラウンダーのクロスがゴール前へ入った。Aロペスが左足ワンタッチで合わせたが、ゴール左へ外れる。怒濤(どとう)の攻撃が続く。同19分にはヤン・マテウスの左足のコントロールシュートはこの日2本目のゴール左ポスト直撃。入りそうで入らない。岡山はゴール前を固め、球際で厳しく体を張って対応。サポーターの力強い歌声に背中を押され、攻勢は続くが時間だけが過ぎていった。

後半25分にはエウベル、遠野大弥を下げ、井上健太と渡辺皓太を投入。フレッシュな選手でゴールへの推進力を上げた。

その7分後には、反対に岡山のCKでエリア外へ流れたボールを佐藤に右足ダイレクトで狙われ、ゴールバーを直撃。あわや追加点か、と肝を冷やした。

同42分には喜田拓也から天野純へスイッチし、同点ゴールを狙った。岡山のゴール前でゲームを展開し続けた。さらに後半45分にはヤン・マテウスを下げてDF渡辺泰基を入れ、パワープレーを仕掛けた。

4分のアディショナルタイム、5バックで守りを固める岡山のゴールは堅牢(けんろう)だった。1点を奪い切れず、無情のホイッスルが鳴った。マリノスはまた敗れた。今季20試合で12敗目となった。

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