
来季、フランス2部「リーグ・ドゥ」に降格するスタッド・ランスは18日、公式サイトでカレル・ヘラールツ氏(43)の新監督就任を発表した。声明内容の一部は次の通り。
「ベルギー人監督は2シーズンの契約を結び、さらに1年のオプションが付いている。(ベルギー1部)ユニオン・サンジロワーズと(ドイツ2部)シャルケ04での経験をへて、Sランスは、ヘラールツ氏にとってフランスでの初めての監督経験となる」
「Sランスの新監督は、監督に転身する前は、とりわけ(ベルギー1部の名門)スタンダール・リエージュやクラブ・ブルージュでプレーするなど、ミッドフィルダーとして美しい選手キャリアを送っていた。プロサッカー選手として444試合に出場し、ベルギー代表では20試合を数えている」
「43歳のヘラールツ氏はアシスタントのティム・スモルダーズ氏とともに、シャンパーニュ地方にやって来る。ベルギー人監督をサポートするのは、同じくアシスタントコーチを務める(前監督)サンバ・ディアワラだ。『サンバに付き添われて非常にうれしい。彼のことは、彼がベルギーにいた時から既に知っているよ。彼は私よりもクラブのことをよく知っているし、それは私が思うに、とても重要なことなんだ』と打ち明けている」
「野心的で、攻撃的で、オーガナイズされている」
新監督は、シャンパーニュ地方で実践しようと考えている自分のプレースタイルを、そう表現する。
「クラブの野心が、できるだけ早くリーグ・アン(1部)に復帰することだということは、誰もが知っている。クラブが目標を達成するために、必要な選手を揃えるために、最大限の努力をすることは知っているが、我々はそこにチームで到達するだろう。それは11人の個人ではなく1つのグループであり、1つのスタッフであり、1つのクラブが正しい方向に突き進むことなんだ
この新しい冒険をスタートすることを待ち遠しく思っているヘラールツ氏。6月25日にレイモン・コパ・センター(練習所)でチームと合流し、練習を再開する予定だ。(松本愛香通信員)