
<日本生命セ・パ交流戦:広島0-4楽天>◇20日◇マツダスタジアム
楽天早川隆久投手(26)が、約1カ月ぶりの1軍マウンドを勝利で飾った。
広島戦に先発。走者を背負ってもテンポを乱すことなく、丁寧に粘り強い投球を続けた。今季最長の7回1/3を投げ、6安打無失点で、4月4日ロッテ戦以来の今季2勝目。「最初はちょっとふわついてはいましたけど、その後は自分らしい投球ができたかなという風に思います」と、ほっとした表情を見せた。
コンディション不良で、5月23日の日本ハム戦を最後に離脱。ファームで状態を整えて帰ってきた。「万全な状態で野球できる喜びをかみしめながらマウンドに立つことができました」。思い切り腕を振れる現状と仲間の援護に感謝しながらの101球だった。今季の開幕投手を任された左腕は「先発陣は自分たちの仕事を全うして、チームの勝利に貢献できればと思うので、これからも頑張っていきたい」と力強く結んだ。