
創立100周年を悲願の初制覇で彩る。昨夏甲子園準優勝の関東第一(東東京)は節目を飾るべく、あと1歩のところで逃した頂点を狙う。
20日、千葉・白井市内のグラウンドで、来月5日開幕の第107回全国高校野球選手権東東京大会に向けて調整した。昨夏甲子園準Vメンバーの越後駿祐主将、投打二刀流での活躍が期待される坂本慎太郎投手、石田暖瀬投手(いずれも3年)らが西日を受けながら力の限り白球を追いかけた。
春の都大会は2回戦で東亜学園に敗れノーシードとなったが、例年以上の激戦区とあって優勝争いが混戦模様であることは変わりない。越後主将は「昨年は準優勝だったので、100周年の今年は優勝したい」と誓い、坂本は「自分自身の忘れ物を取りに行くためにも、まずは甲子園出場をつかみたい」と話した。