
<クラブW杯:パリ・サンジェルマン0-1ボタフォゴ>◇19日(日本時間20日)◇1次リーグB組◇第2節◇ローズ・ボウル・スタジアム
欧州王者対南米王者の強豪対決は、後者に軍配が上がった。コパ・リベルタドーレス王者ボタフォゴ(ブラジル)が、欧州チャンピオンズリーグ(CL)を制したパリ・サンジェルマン(フランス)を1-0で破った。
序盤から激しい主導権の奪い合いが繰り広げられ、徐々にパリペースに。しかし、一瞬の隙を突いてボタフォゴが先手を取る。前半36分、速攻からブラジル代表にも名を連ねるエースFWイゴル・ジェズス(24)が抜けだし、ゴール左に沈めた。2試合連続得点となった。
後半、ボタフォゴはブロックを敷いて1点を守りにかかる。全員が体を張って組織的な守備を展開。局面での勝負をことごとくものにし、随所にカウンターを発動して対抗する。
攻撃的な選手を次々と投入するパリの攻撃を最後まで食い止め、ウノゼロ(1-0)で勝利を収めた。かつて本田圭佑も在籍し、2部に降格して経営難にも陥ったボタフォゴは2連勝で勝ち点6とし、首位に立った。第3戦でアトレティコ・マドリード(スペイン)と対戦する。