
<日本生命セ・パ交流戦:阪神2-0ロッテ>19日◇甲子園
阪神が本拠地甲子園で接戦を制し、7連敗の後に2連勝とし3カードぶりの勝ち越しを決めた。 先発のジョン・デュプランティエ投手(30)は、来日初の完投&完封勝ちで3勝目を挙げた。試合後の阪神藤川球児監督(44)の談話は以下の通り。
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-デュプランティエが来日初完封
「本当に素晴らしいピッチングだったと思います。本当にうまく坂本もデュプランティエを導いたかな、と。それが最後まで結果に表れたので、素晴らしいバッテリーでの仕事でしたね」
-デュプランティエの日本になじもうとする姿勢は
「彼は早いですね。1つの言語を覚えたら、ではこれはどうとか。ほとんどの人が2つ3つ覚えようとすると、最初の1つを忘れるのが普通なんですけど、彼はそれを覚えていきますね。学びをしっかりしてきた選手で、チームメートにとっても大きな存在に今なりつつあるので」
-監督から彼に一番伝えたことは
「『自分のボールに自信を持ってほしい』というところと『もともと持っている彼の能力を出してくれればいい』と。あとは日本での学び、配球面であったり、捕手のサインに数多く首を振らないとか、クイックのタイミング、そのあたりをコーチたちにも伝えてみんなが動いて彼のサポートをして、彼が応えるのが早いと。柔軟ですよ」
-20日は村上とソフトバンク・モイネロの好投手が先発
「村上が頑張ってくれると思うし、誰かがどこかでやってくれればいいなと思いますね。期待してます、みんなにね」