
<日本生命セ・パ交流戦:阪神2-0ロッテ>18日◇甲子園
阪神ジョン・デュプランティエ投手(30)がロッテ戦に先発した。「打線としてつながってくる印象がある」と警戒する相手に対し、テンポよく、丁寧な投球を続けた。
6回には、種市を3球で見逃し三振。藤原を130キロカーブで空振り三振。寺地も131キロカーブで空振り三振。3者連続三振に仕留めた。7回も先頭池田を149キロストレートで空振り三振。続く山本大も151キロ速球で空振り三振。さらに安田も132キロカーブで空振り三振。「虎のドクターK」が6回、7回と2イニングに渡り、6連続三振を奪った。
来日最長となる8回もマウンドへ。先頭岡に死球を与えて連続三振は6でストップしたが、この回も無失点。スコアボードに「0」を並べた。
前回登板した12日西武戦(ベルーナドーム)は4回4失点(自責3)で今季3敗目を喫した。甲子園に戻って、気持ちを新たにして迎えた交流戦ラスト登板。初めて対戦するロッテ打線を相手に本領を発揮。来日初完封で今季3勝目をマークした。