【展望】大本命は山梨学院 対抗馬は帝京三 初戦で東海大甲府―日本航空の前回決勝カード／山梨

第107回全国高校野球選手権山梨大会の組み合わせ抽選会に臨んだ山梨学院の梅村主将（撮影・平山連）

＜高校野球山梨大会組み合わせ抽選会＞◇19日◇甲府市・リッチダイヤモンド総合市民会館

第107回全国高校野球選手権山梨大会（7月10日開幕）の組み合わせ抽選会が19日、行われた。出場31チームのうち、大本命は山梨学院だ。最速152キロ右腕の菰田陽生内野手（2年）らタレントがそろい、3年ぶりの夏の頂点を狙う。昨秋から県内で公式戦負けなし。第1シードに入り、甲府東－韮崎の勝者と初戦に臨む。

対抗馬の筆頭には、昨秋と今春ともに山梨大会準Vの帝京三が挙がる。新チームとなってから、山梨学院に決勝で2度敗れている。帝京三の阿武正人主将（3年）は「山梨学院さんに勝つためにずっと練習してきた」。ライバルを破って悲願の甲子園出場を目指す。

ノーシードから2連覇を狙う日本航空は、来月13日の初戦で東海大甲府と対戦することが決定。昨年の決勝カードがいきなり実現することになり、こちらも目が離せない。