
<ドジャース-パドレス>◇18日(日本時間19日)◇ドジャースタジアム
ナ・リーグ西地区のライバル球団同士が、連日熱い戦いを演じている。
16日の今カード初戦、4回にド軍の7番パヘスが死球を受けた際、両軍がにらみ合う不穏な空気が漂った。
一夜明けた前日17日の2戦目は、両軍に警告が与えられる事態となった。
3回表、トレビノからパドレス・タティスが死球。その裏、大谷翔平投手(30)もパ軍バスケスから死球を受けた。これを巡ってロバーツ監督が審判に猛抗議。通算13度目、今季初の退場を宣告された。7回にはパドレスのイグレシアスが死球と、今カードは2試合で計4死球となっている。
2戦目の試合後、両監督のコメントは以下の通り。
ドジャース・ロバーツ監督「両チームへの警告は正当ではなかった。私はただ、審判団の説明を聞きたかった。マイク(パ軍シルト監督)も説明を求めにいったが、退場は宣告されなかった。誰もが、公平を求めている。一貫性がなかった。タティスに当ててしまったが、あれは故意ではなかった。その後、(無死一、二塁となって)中軸に回ることを考えれば、あの場面で塁には出したくない。ショウヘイは走者なしの状況で、バスケスが1球目を(内角に)投げてから再び(内角に)投げ、足に当てた。私は故意だと思う」
パドレス・シルト監督「野球の試合ではさまざまなことが起きる。質の良い球を投げようと内角を攻めたりね。トレビノは我々のホームで先発したときもタティーにぶつけているし、今日も当てていたから、良い気持ちはしないよ。バスケスは内角で勝負しようと厳しい球を投げたが、球が抜けてしまった。あの時点で審判団が(警告試合に)した判断は理解できるし、我々サイドからは特に不満はない」