
カージナルス一筋に19年間メジャー屈指の捕手として活躍し22年で引退したヤディエル・モリーナ氏(42)が、来年3月に開催される第6回WBCのプエルトリコ代表監督に就任したと、プエルトリコ野球連盟が18日(日本時間19日)発表した。モリーナ氏は選手として06年の第1回大会から4大会連続で選手として出場。23年の前回大会で初めて代表監督に就任しており、2大会連続で代表チームを率いる。
メジャーでは04年にカージナルスでデビューし、19年間で通算打率2割7分7厘、176本塁打、1022打点。捕手としてゴールドグラブ賞に9度輝き、オールスターに10度選出された。
プエルトリコは、前回大会は準々決勝でメキシコに敗退。13、17年には準優勝している。来年の大会はプエルトリコが日本、米国とともに1次ラウンドの開催地に決まっている。