
<天皇杯:東京3-1金沢>◇2回戦◇18日◇味スタ
FC東京がJ3ツエーゲン金沢を3-1で破り、3回戦に駒を進めた。次は7月16日にJ2大分トリニータと対戦する。
試合開始から主導権を握り、前半32分にショートカウンターからFW佐藤恵允(23)が先制点を奪うと、同44分にも右クロスに佐藤が頭で合わせて加点。2点リードで前半を折り返した。
後半もボールを保持する展開で、後半40分に新加入FW長倉幹樹(25)がダイビングヘッドで3点目。終盤に失点したが、完勝を収めた。2得点のヒーロー佐藤は「スタメンとしてチャンスをいただいたので、点を決めて勝ちたいというのは強く思ってたので、そういう意味では内容どうこうよりも、自分の中では点を決めて勝てたっていうのはでかい」とかみしめた。10試合無得点と沈黙していた。チームも5戦未勝利と低迷。「自分の中でも自信になりますし、ここからリーグ戦で自分が点取れるように、多少自信はついたので、ここから復活した姿を見せたいと思います」と笑顔を見せた。
移籍後初出場で初ゴールを奪いサポーターの心をつかんだ長倉も「ラッキーだなと思いました」と振り返っていた。