
<日本生命セ・パ交流戦:ヤクルト2-6楽天>◇18日◇神宮
“アサゴン”が計5適時打と打ちまくった。楽天はヤクルトに6-2と快勝し、引き分けを挟み今季最長の5連勝を決めた。3番浅村栄斗内野手(34)は3安打3打点、5月に加入した4番オスカー・ゴンザレス外野手(27)は2安打2打点と猛威を振るった。
強力コンビが敵地神宮で暴れた。3回2死一、二塁、浅村はカウント2-2からランバートの直球を左前に鋭くはじき返し、先制点を奪った。なおも2死一、三塁では、ゴンザレスが初球スライダーを右前に運び2点目を挙げた。5回は浅村が右翼線へ適時二塁打、ゴンザレスは左前適時打と、2人そろって左右に打ち分けた。5-2の6回には浅村が左前適時打を放ち猛打賞締めした。
背番号3はゴンザレス加入効果を実感する。「相当でかいっすね。調子いいですし、変に自分の一振りでって思わなくていいので、気持ち的には楽です」と力を込めた。新助っ人も「前のアサムラさんがいつも良いバッティングをするので続けて良かったよ」と4試合連続安打&3試合連続打点をマーク。3番浅村、4番ゴンザレスの“アサゴン”が、打線をけん引していく。【山田愛斗】