
<日本生命セ・パ交流戦:巨人2-1日本ハム>◇18日◇東京ドーム
巨人増田陸内野手がホットな一打で試合を振り出しに戻した。1点ビハインドの6回1死二、三塁。日本ハム先発山崎の初球、真ん中スライダーを中堅に運んだ。同点に追いつく熱い中犠飛に「あそこで長打とかヒットで2点というのが最高の結果だと思いますけど、最低限のことを考えていきました」と振り返った。
今季から手に入れたマイブームが好調を支えている。今年の2月下旬。友人に誘われてサウナ通いを始めた。「今までお風呂あんまり好きじゃなかったんですけど…」と当初は渋々だったが「サウナに入って、めっちゃ体が楽になって。ホッとする瞬間」。今では毎週オフに通うほどのサウナーとなり、「疲れが残りにくい」と効果を実感する。
今季は44試合に出場して打率2割8分、4本塁打、11打点。一塁の定位置をつかみつつある25歳は「良い悪いありますけど、その日にしっかり反省して。今日はこうしていこうというその積み重ね」と常に己を整えながら試合に臨む。