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【楽天】滝中瞭太が3打席連続四球 全打席で1度もスイングすることなく得点につなげる


楽天の滝中瞭太投手がヤクルト戦で前代未聞の活躍を見せた。滝中は試合中に3打席連続で四球を選び、全て得点に結びつけるという史上初の珍事を達成。その際、滝中は自ら出塁することもプロ初であり、「立っていたら打ち返してくれた」と謙虚に振り返った。また、投手としても粘り強いピッチングで7回を投げ切り、無四球で2失点(自責0)を記録し、3勝目を挙げた。これにより、楽天は今季最多の5連勝を記録し、全パ・リーグ球団が交流戦を通じて貯金生活に入った。滝中の活躍がチームに大きな勢いをもたらした。

ヤクルト対楽天 6回表楽天1死、四球で出塁する滝中(右)(撮影・垰建太)

<日本生命セ・パ交流戦:ヤクルト2-6楽天>◇18日◇神宮

二度あることは三度ある-。楽天滝中瞭太投手(30)がヤクルト戦で3打席連続四球で出塁し、すべてを得点につなげた。まずは3回1死の第1打席、5球目で四球を選ぶ。なおも2死一、二塁から3番浅村が左前打を放つと二塁から激走。「もうきつかったですね。毎日毎日、ランニングしてる成果が出たかなと本当に思います」。先制のホームを踏んだ。

5、6回はストレートの四球で出塁。「僕もピッチャーには投げにくいんで、すごい気持ちが分かるんですけど、やっぱりそういうところは気をつけないといけないなと」。全打席で1度もスイングすることなく、得点につなげてみせた。

交流戦で投手が3四球を奪うのは史上初めての珍事。出塁するのすらプロ入り後初めてだった。「いや、もう僕、何にもしてないんで(笑い)。立ってたら打ってかえしてくれたんで、ほんとに野手はこれを毎日やってると思うと、ほんとにちょっとしんどいっすね。感謝しかないですね」と謙虚に振り返った。

投げては7回7安打無四球2失点(自責0)で3勝目を挙げた。4回には先頭サンタナ、続くオスナと連打を浴びたが、後続3人をフライアウトに仕留めた。5回は味方の失策が絡み2失点も、粘った。「2点でなんとか終われたのが良かった」と力を込めた。

チームは引き分けを挟み今季最多の5連勝を決めた。この日はパ・リーグでは独り勝ちで交流戦の戦績を7勝6敗1分けとし、パ全球団が交流戦で貯金生活になった。セ・リーグとの対戦は残り4試合。いい形で締める。【山田愛斗】

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