
<日本生命セ・パ交流戦:ヤクルト2-6楽天>◇18日◇神宮
プロ野球は18日、各地で交流戦6試合が行われた。
楽天は、3番浅村栄斗内野手(34)と4番オスカー・ゴンザレス外野手(27)の活躍などでヤクルトを6-2で下した。3回2死一、二塁から浅村が先制の左前適時打を放つと、ゴンザレスも右前適時打で続いた。5回にも再び浅村とゴンザレスの連続タイムリーでリードを広げた。浅村は6回にも左前に適時打を放つと、3投手の継投でヤクルトの反撃を振り切って勝利。交流戦の成績を7勝6敗1分けの貯金1とした。
巨人が日本ハムに逆転勝ち。阪神はロッテに、中日はオリックス、DeNAは西武、広島はソフトバンクをそれぞれ破った。この日はセ・リーグ5勝、パ・リーグは楽天の1勝のみ。それでも、交流戦は18日終了時点で、上位は全てパ・リーグ球団。パ・リーグ全球団が交流戦勝敗で貯金となる珍しいケースとなった。
これにはネット上でも「楽天勝ったことで、交流戦でパ・リーグ全球団が貯金したことになるね」「パ強すぎ」などのコメントが寄せられた。
18日終了時点での順位と勝敗は以下の通り。
1位ソフトバンク9勝4敗1分け
2位オリックス8勝6敗
2位日本ハム8勝6敗
2位西武8勝6敗
5位楽天7勝6敗1分け
5位ロッテ7勝6敗
7位広島7勝7敗
7位中日7勝7敗
9位DeNA6勝8敗
9位阪神6勝8敗
11位巨人4勝8敗1分け
12位ヤクルト4勝9敗1分け
▼楽天が勝ち、パ・リーグ6球団がすべて勝ち越しとなった。交流戦で同一リーグの6球団が勝ち越しは10年のパ・リーグ以来。10年は5月30日に初めてパ・リーグ全球団が勝ち越しとなり、最終順位(6月16日)が(1)オリックス(2)西武(3)ソフトバンク(4)ロッテ(5)楽天(6)日本ハムと、パ・リーグ6球団が勝ち越して上位を独占した。それ以前には07年交流戦初日の5月22日にパ・リーグ6球団が勝利した1勝0敗のケースがあるだけで、セ・リーグ6球団が勝ち越しはない。