
<天皇杯:G大阪2-1三重>◇2回戦◇18日◇パナスタ
前回準Vのガンバ大阪が、苦しみながらもJFLのヴィアティン三重を下し、3回戦に駒を進めた。
開始直後から三重の勢いを受ける形となったG大阪は、前半7分にあわやオウンゴールという場面を作られ、同22分には自陣ゴール前で相手にビッグチャンスを与えるパスミスをするなど、集中を欠く展開。厳しい戦いを強いられた。
後半11分には三重FW大竹将吾に先制ゴールも許し、後がない状況に追い込まれた。
それでもここから息を吹き返した。同13分にDF佐々木翔悟が左ボレーをゴール右に突き刺して同点とすると、運動量と変化が増えた同22分にはDF岸本武流の右クロスをFWデニス・ヒュメットが頭で流し込んで逆転。MF安部柊斗やMFウェルトンらを投入が前への姿勢を生み、ようやく主導権を奪い返すようになったG大阪が、最後は落ち着いてゲームをクローズさせ、勝ち抜けを決めた。
辛くも勝利したG大阪は、7月16日の3回戦でJ2モンテディオ山形と対戦する。