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【栃木】不適切指導で謹慎中の作新学院・小針監督は夏の指揮執らず 栃木大会は佐藤コーチが監督


作新学院の小針崇宏監督は、部員への不適切な指導により栃木大会の監督職から外された。小針監督は、部員を素手で捕球させ指を骨折させたため、謹慎処分を受けている。栃木大会ではコーチの佐藤充彦氏が代行監督を務める予定で、甲子園に進出しても小針氏は指揮を執らない。作新学院の野球部はこの事態を受けて、キャプテンの葭葉慶治主将がチームをまとめる決意を表明し、選手自らが目標を見失わず努力する姿勢を示している。今後の処分は日本学生野球協会の審査室会議で判断される予定である。

作新学院の小針監督

<高校野栃木大会・組み合わせ抽選会>◇18日◇栃木県総合教育センター

部員に不適切な指導を行ったとして謹慎処分中の作新学院(栃木)の小針崇宏監督(41)が栃木大会の監督職から外れたことが18日、分かった。この日登録された同校の今大会出場スタッフ一覧の中に小針氏の名はなく、監督欄にはコーチの佐藤充彦氏(41)が入った。

同校によると校長判断で16日に決まったといい、仮に栃木大会を勝ち上がって甲子園出場を決めた場合も、小針氏ではなく佐藤氏が指揮を執るという。

小針氏は5月下旬の練習で、送球を受ける際の手の感覚をつかんでもらおうと部員1人に素手で捕球させたところ、右手の指2か所を骨折する全治1カ月から2カ月の重傷を負わせた。この報告を受けた同校は小針監督、野球部長、コーチの計3人を厳重注意とし、さらに9日付で小針監督を部活動の指導停止処分とした。一連の問題は既に栃木県高野連に報告された。今週開かれる日本学生野球協会の審査室会議で処分が決まる見込みだった。

この日の抽選会に参加した葭葉(よしば)慶治主将(3年)は「監督さんがいない状況はチームにとっても精神的にも結構ダメージはあると思うんですけど、その中で誰がまとめるかといえばキャプテンである自分だと思う」と決意を述べ「今まで監督やコーチにモチベーションや練習の質を作ってもらってたけど、(今後は)選手たちが自分自身で何をしなくちゃいけないのかをミーティングを開いたりしていき、目標を見失わないようにするのは心がけていきます」と前を向いた。

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