
<日本生命セ・パ交流戦:阪神-ロッテ>◇17日◇甲子園
阪神小幡竜平内野手(24)の好守は惜しくも実らなかった。
2回2死から藤岡裕大内野手(31)の二遊間への緩い打球にぎりぎり追いついて、素早くスローイング。わずかに外野寄りにそれたが、大山悠輔内野手(30)が体を伸ばして捕球した。
アウトの判定に対して、ロッテがリクエストした。リプレー映像ではタイミング的にアウトに見え、球場の阪神ファンは映像が出るたびに沸いたが、なぜか検証が長引いた。
モニター室から出てきた審判は判定をセーフに覆した。大山の足がベースから離れていたという「オフ・ザ・バッグ」のジェスチャーを場内に示した。
虎党からは大きな失望の声が上がった。