
来季フランス2部スタッド・ランスの最優先監督候補とされていたベルギー人、カレル・ヘラールツ氏がクラブのプロジェクトに同意し、指揮することを決めた。15日のランス地元紙リュニオン電子版が報じた。
同紙によると、43歳のヘラールツ氏は、ロシアのCSKAモスクワから高額なオファーを受けていたが、スタッド・ランスでのプロジェクトを選んだ。
ドイツ2部シャルケ04を短期間、率いていたが、昨年9月に解任されて以来フリーとなっていた。一部ではスタンダール・リエージュのスポーツディレクター(SD)マルク・ウィルモッツ氏と合流することも予想されていたという。2人はシャルケでも監督とSDの間柄で、ともに昨秋、契約を解除されていた。
結果、ヘラールツ氏が選んだのはSランス。リュニオン紙は「数日後にヘラールツ氏は、Sランスのベンチに座る2人目のベルギー人になるために、初めてフランスでの契約を結ぶことになる。彼の目標は、クラブをできるだけ早く1部に復帰させることだ」と伝えた。(松本愛香通信員)