
<日本生命セ・パ交流戦:オリックス8-3巨人>◇15日◇京セラドーム大阪
オリックスは昨季から巨人戦6連勝を飾った。
この日は「大阪代表バファローズ高校(3年連続4回目)」イベント最終日。大阪桐蔭吹奏楽部が試合中も選手の応援歌や高校野球でおなじみの楽曲が演奏。打線は1点を追う5回、巨人戸郷を一気に攻略した。先頭福永奨捕手(25)が巨人戸郷から左翼線へ二塁打、9番中川圭太内野手(29)も左前打で続き、無死一、三塁。1番宗佑磨内野手(29)がこの日3安打目の右前適時打を決め、同点に追いついた。なお1死一、三塁から森友哉捕手(29)の右前打で勝ち越した。5番頓宮裕真捕手(28)も右前適時打、6番西川龍馬外野手(30)は左中間へ2点適時二塁打を放ち、この回一挙5得点で突き放した。6回には中川が2番手山田から左翼へ5号ソロで6点目。京セラドーム大阪は高校野球さながらの熱気に包まれ、イケイケムードとなった。
援護をもらった先発の曽谷龍平投手(24)は7回3失点の粘投。150キロ超えの直球に、切れ味鋭いスライダー、フォークを織り交ぜ、10三振を奪った。
この日は実数発表となった05年以降最多の3万6219人が来場。満員の本拠地でカード3連勝と勢いづいた。