
右肘炎症で負傷者リスト(IL)入りしているパドレスのダルビッシュ有投手(38)が14日(日本時間15日)、アリゾナ州ピオリアの球団施設で試合形式の練習に登板した。
球団公式サイトのビル・センター記者が伝えたところによると、マイク・シルト監督は「報告を受け、いい状態だったと聞いている。球数などは分からないが、最速で94マイル(約151キロ)を計測した。本人もいい感触を得ていたようだ」と明かした。
今後については「まだ話し合いはしていないが、リハビリ登板をする前にもう1度、試合形式に登板する可能性がある。この流れでいけば、復帰はオールスター戦前後になるかもしれない」と見通しを示した。
ダルビッシュは肘炎症で開幕からIL入り。5月14日に傘下マイナーの試合でリハビリ登板を行ったが、その後しばらくは本格的な投球練習を控えていた。打者相手の投球は、それ以来となる。