【札幌】出場停止明けのFWサンチェス「いいパフォーマンスで謝るしかない」15日今治戦

今治戦前日練習に参加する札幌ジョルディ・サンチェス（撮影・保坂果那）

北海道コンサドーレ札幌は15日にホームでFC今治と対戦する。

出場停止明けのFWジョルディ・サンチェス（30）が2試合ぶり復帰戦に気合を入れる。14日は札幌・宮の沢での前日練習に参加した。「前のゲームでチームに迷惑を掛けた。いいパフォーマンスで謝るしかない。チームが勝つためにゴールに絡む」と誓う。

前々節の5月25日アウェー・サガン鳥栖戦（1－2）では、前半40分から途中出場し、同44分に反スポーツ的行為で1枚目のイエローカード、同追加タイム3分にはラフプレーによって2枚目のイエローカードを受けて、8分間のプレーで退場した。2枚目は相手GKとの接触で脳振とうを起こした。チームは後半を10人で戦い、黒星を喫した。「1枚目については何回謝っても謝りきれない。選手全員にも何回も謝った。（試合中のメンタルを）コントロールできるようにする」と反省。熱くならないと決意する。

前半戦ラストゲーム。自身は1試合の出場停止と中断期間もあり、3週間ぶりの試合となる。「いい練習ができた。みんなはまとまっている。自信がある。後半戦は楽しみ」と12位からの浮上を見据える。【保坂果那】