
<日本生命セ・パ交流戦 西武2-1中日>◇14日◇ベルーナドーム
中日が西武に敗れ、リーグ戦勝率5割復帰はならなかった。エース高橋宏斗投手(22)は8回116球を投げ、今季自己ワーストの10被安打も2失点で完投したが、両リーグワーストの6敗目となった。
高橋宏は「負けるべくして負けた試合かなと。バッター陣に流れを持ってくるのが投手の仕事。それが全くできてない」と7回以外毎回安打を許し、リズムが悪かったことを反省した。
完投負けはプロ初。「(完投と言っても)8回なので。前回(7日ロッテ戦)も8回ですし。(9回表に味方が)逆転して9回を抑えることができたらいい投手だと、ちょっとはなると思いますけど、8回の投げきりはあまり評価にならないと思います」と厳しい表情だった。
5月2日広島戦で2勝目を挙げて以降、6戦勝ち星なし。「何を投げても今日はイマイチだなっていうのがあったので、そこをしっかり修正できればよかったんですけど」と、苦しいマウンドが続いている。