
ドーピング違反で長期の出場停止処分に科されていた元フランス代表MFポール・ポグバ(32)が、日本代表MF南野拓実が所属するフランスの名門モナコで復帰する可能性が高まっている。英BBCによると、数週間前から交渉が始まり、復帰に向けた準備が進んでいる。
ポグバはユベントスに所属した23年8月のウディネーゼ戦後、無作為に実施されたドーピング検査で陽性反応が出た。その後、4年間の出場停止処分を受けたが、異議申し立てにより18カ月に短縮された。今年3月にユベントスとの契約は双方合意のもと解除され、自由交渉ができる身となっていた。
スポーツ仲裁裁判所の最終判決によると、ポグバは筋肉の修復や成長を促すテストステロンを増加させる禁止薬物のDHEAを意図せず摂取していたことが確認された。ただ判決によると、DHEAは女性のパフォーマンスにのみ影響を与えると明記されている。