
<日本生命セ・パ交流戦:オリックス7-3巨人>◇13日◇京セラドーム大阪
序盤の大量失点が響き、カード初戦を落とした。
昨年の交流戦で3連敗を喫したオリックスからの先勝を目指したが、先発の赤星優志投手(25)が3回にオリックス打線に捕まった。2連続四球などで1死満塁とし、3番森に右翼線を破られる逆転の2点適時二塁打を許した。さらに3連打を浴びて、この回5失点。5回以降は立て直して7回までの3イニングを3者凡退としたが、今季ワースト6失点となった。
打線はオリックス先発寺西に対し、1回に先頭打者の泉口友汰内野手(26)の左前打から無死満塁を作り、丸佳浩外野手(36)の遊ゴロ併殺打の間に先制点を奪った。1-6の6回に2点を返すなど追い上げたが、及ばなかった。
阿部監督は試合後、赤星について「中継ぎがね、やっぱり登板過多になってるから、なんとか長いイニングを投げてほしかったので」と説明。「寺西くんを立ち直らせちゃったって感じですよね。序盤なんか立ち上がり不安定だったけど、立ち直らせてしまった」と振り返った。