
<パドレス2-5ドジャース>◇11日(日本時間12日)◇ペトコパーク
ドジャース大谷翔平投手(30)が、貴重な追加点につながる三塁打を放った。4-2の9回1死から左腕ペラルタと対戦。初球のスライダーを捉え、右中間へ運んだ。その後、2死一、三塁からスミスの右前適時打で生還。貴重な追加点を奪った。
大谷は三塁打を放って三塁にスライディングした際に、送球が足付近に当たり、パ軍の三塁手マチャドにはかかと付近を踏まれた。その場で少し痛がる様子を見せていたが、ロバーツ監督は試合後、「彼は大丈夫だ」と明かした。
チームは前日、11失点で大敗。3連戦のシリーズを勝ち越すため、救援陣を温存した。すると、この日は先発右腕のベン・カスアリアス投手(26)が4回3安打1失点と好投。2番手から7投手の継投でパ軍打線を振り切った。
ライバル対決3連戦は2勝1敗でド軍が勝ち越し。ロバーツ監督は「第1戦を取れたのが大きかった。相手もそうだが、うちも才能にあふれたチーム。楽しい、(意味の)大きなシリーズだった」と振り返った。