
<アイオワ7-4ルイスビル>◇11日(日本時間12日)◇アイオワ州デモイン
カブス傘下3Aアイオワの前田健太投手(37)が、5回途中を3安打7四死球3失点で降板した。
立ち上がりから連続四死球を与えるなど、不安定な投球が続いた。3回は連続四球から内野ゴロの間に失点すると、4回も死球に2本の二塁打が絡んで2点を失った。5回2死一塁としたところで降板となった。
4回1/3を3安打ながら、毎回の7四死球で3失点の内容だった。
今季がメジャー9年目の前田は、タイガース2年目で先発復帰を目指し今季キャンプに臨んだが、開幕からリリーフの役割に回り、7試合で計8回を投げ防御率7・88と苦戦。5月1日に戦力外となり、同月7日に自由契約。同月16日にカブスとマイナー契約を結び、傘下3Aアイオワで先発として調整を続けている。
移籍後はマイナーで5試合に登板して1勝1敗、防御率11・81。16回0/3で10奪三振を記録している。
4日(同5日)のオマハ戦では、5回2安打2四球無失点3奪三振で、移籍後初勝利をマークしていた。