
<日本生命セ・パ交流戦:西武-阪神>◇11日◇ベルーナドーム
セ・リーグ首位の阪神は西武渡辺勇太朗投手(24)の力のある速球の前に、5回までわずか1安打に封じられた。今季初先発の伊藤将司(29)も無失点投球を続けたが、なかなか援護できなかった。
Hランプをともしたのは9番の坂本誠志郎捕手(31)。3回2死から左翼線ギリギリを抜く二塁打を放った。6回の先頭でも右中間を深々と破る二塁打と孤軍奮闘した。
7日のオリックス戦(甲子園)では4年ぶりの本塁打。続く8日はマルチ安打と打撃好調だ。
6回はその後2死三塁となり、森下翔太外野手(24)が適時中前打。9番坂本のバットをきっかけに、欲しかった先制点が生まれた。