
<パドレス-ドジャース>◇10日(日本時間11日)◇ペトコパーク
ドジャースのマット・サウアー投手(26)が、過酷な登板を強いられた。
サウアーはこの日にメジャー再昇格。ブルペンデーの2回から2番手で登板した。3回2死からフェルナンド・タティス外野手(26)へ四球を与えると、ルイス・アラエス内野手(28)マニー・マチャド内野手(32)ジャクソン・メリル外野手(22)に連打を浴び、3点の先制を許した。
4回にも無死満塁から1失点。5回も続投したが、無死二塁からマチャドに適時打を浴びて5点目を失った。
サウアーは6回のマウンドに上がるも、先頭マルドナドに3号ソロを被弾。この時点でブルペンで投球練習を行う投手はおらず、その後も失点を重ね、2死から9点目の適時打を許し、キケ・ヘルナンデス内野手(33)にマウンドを譲った。
サウアーは5イニングで111球を投じ、13安打4四死球で9失点6奪三振だった。ドジャースは救援陣の登板数がメジャートップ。投手陣に故障者が続出する状況で、苦しい投手運用が続いている。
打線は3回2死満塁、5回2死一、三塁と好機を演出したが、いずれもテオスカー・ヘルナンデス外野手(32)が、好投手ディラン・シース投手(29)の前に空振り三振を喫した。