
阪神村上頌樹投手(26)が11日、5月度の「大樹生命月間MVP賞」を受賞した。23年3、4月度以来、自身2度目となった。
5月は5試合に先発し、防御率0・69で3勝0敗。2度の無四死球完封勝利を挙げた。
村上は「良いピッチングができていたので取りたいと思っていた。うれしいです」と喜び「2回完封できたことはうれしいですし、長いイニングを投げたいと思ってずっと投げているので、こういう成績を残せたのは良かった」と振り返った。
前回受賞した約2年前と「技術面でも成長していると思いますし、一番はメンタル部分で考え方とかが良くなった。周りを見ながらしっかりできている。いろいろ客観的に見られているのが良いんじゃないかなと思います」と比較した。
5月10日中日戦(甲子園)ではマダックス(100球未満での完封)を達成。「フォアボールがなかったというのが良かったし、テンポ良くバッターに対して攻めていけて、そういう結果になった」。
同月は39回を投げてわずか2四球で無死球。「(捕手の坂本)誠志郎さんと会話をしながらしっかり投げられている。いろいろ意思疎通をしながら投げられているので、それがしっかりコースに投げられてバッターを打ちとれている」と分析した。