
<パドレス7-8ドジャース>◇9日(日本時間10日)◇ペトコパーク
ドジャース大谷翔平投手(30)が「1番DH」でスタメン出場。第1打席で6試合連続安打となる二塁打を放ち、5打数1安打だった。
第1打席は右腕ピベッタと対戦。パドレスファンの大ブーイングが響き渡る中、フルカウントから高めの直球を捉え、右中間を破る今季11本目の二塁打とした。あっという間にフェンス手間まで転がる一打は、打球速度111・2マイル(約179キロ)、飛距離342フィート(約104メートル)だった。
大谷は1死からフレディ・フリーマン内野手(35)の右翼線二塁打で先制のホームを踏んだ。
第2打席は2-2の2回2死、カウント2-2から真ん中付近の直球に手が出ず、見逃し三振に倒れた。
第3打席は5-6の4回無死、フルカウントから高めのカーブを見極め、四球で出塁した。1死からフリーマンの内野安打で二進、T・ヘルナンデスの内野ゴロで三進したが、スミスが空振り三振に倒れた。
第4打席は6-6の5回2死二塁で、松井裕樹投手(29)と対戦。カウント1-1から低めのスイーパーを引っかけ、一ゴロに倒れた。
第5打席は6-6の8回2死で、左腕モレホンと対戦。カウント2-2から外角のスライダーにタイミングを外され、投ゴロかと思われたがモレホンが一塁へ悪送球。大谷は一気に二塁へ滑り込んだ。2死一、二塁からフリーマンが空振り三振に倒れ、勝ち越しのホームは届かなかった。
第6打席は8-6の延長10回1死一塁で、左腕ペラルタと対戦。フルカウントから外角のスライダーにタイミングが合わず、二ゴロに倒れた。
これで打率は2割9分1厘、23本塁打、39打点、11盗塁、OPS(出塁率+長打率)1.015とした。