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エンゼルス菊池雄星8回途中無失点で2勝目「ストライクゾーンの中で勝負できた」防御率2.92


エンゼルスの菊池雄星投手は、アスレチックス戦で今季最長の7回1/3を投げ、1安打無失点で今季2勝目を挙げた。初回から三振でスタートし、13人連続アウトを記録する完璧な投球を展開。5回にはピンチを迎えたものの、冷静に対処し切り抜けた。この試合で球場からスタンディングオベーションを受け、その後はチームメイトに労われた。試合後、菊池はストライクゾーンでの投球を意識し、フォアボールを抑えたことを好投の要因と振り返る。また、捕手トラビスとのデータを駆使したプレーも功を奏したと語った。本拠地エンゼルスタジアムでの好調には、天候の安定やファンの声援がプラスに働いているとコメントした。

降板した後、チームメイトに労われる菊池雄星(AP)

<エンゼルス7-4アスレチックス>◇9日(日本時間10日)◇エンゼルスタジアム

エンゼルス菊池雄星投手(33)が本拠地でのアスレチックス戦に先発し、今季最長の7回1/3を投げて1安打無失点、1四球5三振の快投で今季2勝目(5敗)を挙げた。

初回、先頭バトラーをフルカウントからスライダーで空振り三振を奪うと、そこから13人連続アウトに封じる完璧な投球。4点リードの5回1死から5番マンシーに初安打となる左前打を許し、1死後に四球を与えて2死一、二塁のピンチを招いたが、最後は三ゴロで切り抜けた。

6回はわずか5球で3者凡退。今季初めて7回のマウンドに上がり、このイニングも3人で終えると、8回も続投。先頭の6番カーツに10球を要して最後はスライダーで空振り三振に仕留め、ここで104球に達して降板。球場からスタンディングオベーションを受けながらベンチに下がった。

これで今季2勝5敗、防御率は2.92となり防御率はリーグ11位。特に本拠地エンゼルスタジアムでは6試合で防御率1.05と圧倒している。

菊池は今季最長のイニング数を投げたことに「中継ぎが最近すごく投げていたので、1イニングでも長く、1アウトでも多くと思って、結果的に長いイニング投げることができて良かったかなと思います」とコメント。これまでの攻め方との違いには「ストライクゾーンで攻めることができた。フォアボールも1つだけでしたし、最近少しフォアボールも多くなっていましたけど、今日は少し意識を変えて、ストライクゾーンの中で勝負できたのが良かったかなと」と話した。

この日はカーブを18球と普段よりも多めに投球。「そこは(捕手の)トラビスがデータをうまく使って、ルーカーに対しても3球連続で(カーブを)投げたし、トラビスのアイデアなので彼に任せて今日はやってました」と言及。8回の投球には「ランナーを出すか出さないかで次のピッチャーに対する負担も変わってくる。タフでしたけど、スライダーをゾーンに投げれて良かったですし、最高の形で終われたと思います」と振り返った。本拠地で好投している要因には「今日もたくさんのファンに来てもらえていっぱいパワーをもらえるし、何よりもいつも暖かくて、天気が一定なので投げやすいです」と話した。

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