
<エンゼルス-アスレチックス>◇9日(日本時間10日)◇エンゼルスタジアム
エンゼルス菊池雄星投手(33)が本拠地でのアスレチックス戦に先発。今季最長の7回1/3を投げて1安打無失点、1四球5三振の快投で、今季2勝目の権利を持って降板した。
初回、先頭バトラーをフルカウントからスライダーで空振り三振を奪うと、そこから13人連続アウトに封じる完璧な投球。4点リードの5回1死から5番マンシーに初安打となる左前打を許し、1死後に四球を与えて2死一、二塁のピンチを背負ったが、最後は三ゴロに仕留め無失点で切り抜けた。
6回はわずか5球で3者凡退。今季初めて7回のマウンドに上がり、このイニングも3人で終えると、8回も続投。先頭の6番カーツに10球を要しながら空振り三振に仕留めたが、ここで104球に達して降板。球場からスタンディングオベーションを受けながらベンチに下がった。
これで今季の防御率は2.93となり2点台に突入。特に本拠地エンゼルスタジアムでは6試合で防御率1.05と好投を続けている。