
<パドレス-ドジャース>◇9日(日本時間10日)◇ペトコパーク
カリフォルニア州サンディエゴを拠点とするパドレスと、本拠地をロサンゼルスに構えるドジャースのライバル対決は、週明けの月曜日ナイターにもかかわらず、大盛り上がりとなった。
パドレスのホーム球場ペトコパークに集まった観客は4万5678人。同球場では今季27度目のチケット完売となった。パドレスは本拠地でここまで31試合。そのほとんどが完売という大盛況だ。この日も、右中間に広がる芝生席はファンで埋まり、立ち見の観客も多く見られた。
パドレスのシルト監督は試合前、「162試合のシーズン、どの試合も同じく重要だ。直接対決ももちろん大事なのは否定しないが、、昨日の試合も今日の試合も、これからの試合も全部大事だ」と冷静に話し、一方のドジャース・ロバーツ監督は「両チームともに核となる選手があまり変わっていないし、これまでの歴史もある。おそらく、ファンも毎年同じ選手たちを見ていて親近感があるだろうし、選手たちも見慣れた顔が並ぶことで、ライバル意識がより強くなる」と語った。
パ軍とド軍は近年、ライバル対決が注目され、ポストシーズンでも度々対決。ペトコパークでは「BEAT LA(LAを倒せ)!」の合唱が響き、異様な雰囲気に包まれる。昨年は地区シリーズで激突し、ド軍が3勝2敗で強敵のパ軍を退けた。