
<レッドソックス8-10レイズ>◇9日(日本時間10日)◇フェンウェイパーク
MLBプロスペクトランキング1位、レッドソックスのローマン・アンソニー外野手(21)が本拠地でのレイズ戦でメジャーデビューしたが、4打数無安打に終わりメジャー初安打は持ち越しとなった。
「5番右翼」で出場し、2回無死一塁で迎えたメジャー初打席は左飛。4回は強烈な打球を放つも投手の脚に当たり、打球が遊撃方向に転がって不運な内野ゴロとなった。
6回1死一、二塁の好機では見逃し三振、5-6の7回2死二塁では四球を選んで初出塁を記録。5-7の9回1死二、三塁では遊ゴロに倒れたが、その間に三塁走者が生還してメジャー初打点を挙げた。延長11回は代打を送られた。
アンソニーは22年にドラフト2巡目(全体79位)で指名されてプロ入り。昨年8月に3Aに昇格し、今季は3Aで58試合に出場して打率2割8分8厘、10本塁打、29打点、OPS.914。
7日の試合では今季のメジャーとマイナー含めた最長飛距離497フィート(約152メートル)の特大弾を放っていた。MLB公式サイトの今季のプロスペクトランキングでは全体1位に選出されている。