
バルセロナは9日、フランス代表DFラングレ(29)と契約解除で合意したことを発表した。
ラングレは18年夏にセビリアから移籍金3590万ユーロ(約57億4400万円)でバルセロナに加入した。それ以降の4年間で公式戦160試合に出場して7得点3アシストを記録し、3タイトルを獲得した。22-23年シーズンより期限付き移籍でトットナム、アストン・ビラ、アトレチコ・マドリードに所属し、今季終了後にバルセロナに戻ってきた。
スペイン紙マルカによると、退団に向けた話し合いは今季終盤にスタートしたという。契約が2年残り、その間の給与総額が1600万ユーロ(約25億6000万円)だったため、当初は交渉が難航したが、最終的にすべての関係者が譲歩した結果、契約解除で合意したとのことだ。
ラングレはこの後、期限付き移籍で今季1年間所属しAマドリードにフリーで加入するという。その際、バルセロナよりも安い年俸を受け入れ、28年までの3年契約を結ぶ予定だと同紙は伝えている。これによりラングレはAマドリードのメンバーの一員として、今週末に開幕するクラブワールドカップに問題なく参加できるようになる。
ラングレは今季、Aマドリードでシメオネ監督の重要な戦力となり、公式戦34試合に出場し、3ゴールを記録した。