
ファーム調整していたヤクルト奥川恭伸投手(24)が13日ロッテ戦(ZOZOマリン)で1軍復帰する見通しとなった。
9日、神宮こぶし球場での1軍投手練習に合流。キャッチボール、ダッシュなどで汗を流した。「今のモヤモヤをすっきりさせるには勝つしかない。取り組んできたことを出せるように」と心中を語った。
6回途中10安打6失点だった5月3日阪神戦の後、ファーム再調整を命じられた。2軍ではシュート回転気味だった直球の質を見直してきた。「まだ完全ではないですが、ちょっとずつよくはなっている」と復調の光が見えつつある。イースタン・リーグでは3試合に登板し、前回登板の6日DeNA戦は5回3安打1失点。結果を導き、1軍での出番を再びつかんだ。
今季は6年目で初の開幕投手を務めたが、0勝3敗防御率5・61。約5週間ぶり1軍マウンドに向けて「しっかりゲームに集中して入れるように」と仕上げていく。結果にこだわり、今季初勝利を目指す。