
<UEFAネーションズリーグ(欧州NL):ポルトガル2(5PK3)2スペイン>◇8日(日本時間9日)◇決勝◇ミュンヘン
2点目を決めたスペイン代表FWオヤルサバル(28)が欧州ネーションズリーグ(NL)で敗れた後、「PK戦での敗北はさらにつらいものがある」と嘆いた。
スペインは8日にミュンヘン(ドイツ)で行われた欧州NL決勝でポルトガルと対戦した。スビメンディとオヤルサバルのゴールで2度のリードを奪うも、その度に同点に追いつかれ、延長戦でも決着がつかずPK戦に突入。両チームの選手が次々とシュートを成功させていく中、4番手のモラタが失敗し、2-2(PK戦3-5)で敗れた。大会2連覇の夢がついえた後、オヤルサバルがインタビューに答えたもようをスペイン紙アスが伝えている。
オヤルサバルはまず痛恨の敗戦について、「残念だよ。ここまでやって来て、PK戦での敗北はさらにつらいものがある。でも自分がこれまでやってきたことすべてに価値を与える必要がある。とても厳しいけど、時間がたてばその価値が分かるようになるだろう」と悲しみをあらわにした。
前半と後半で試合展開が大きく変わったことについては、「後半はより苦しんだし、疲労もあった。ポルトガルは爆発力のある交代で前進したけど、僕はチームのことを誇りに思っている。再びタイトル獲得に近づけるように今後も戦っていくよ」とコメントしていた。(高橋智行通信員)