
<アスレチックス5-1オリオールズ>◇8日(日本時間9日)◇サターヘルスパーク
オリオールズ菅野智之投手(35)が4回1/3を4失点(自責点3)で4敗目(5勝)を喫した。
敵地でのアスレチックス戦で今季13度目の先発マウンドに上がり、1回先頭のバトラーにカーブを右前打を許した後、2死二塁で4番ソダーストロムにフルカウントからカーブを中前打され、1失点目。2回は1死一塁で8番ペレダにスイーパーを左翼線へ二塁打され2点目を失った。
さらに1死一、三塁でバトラーの強い打球がマウンドに当たってバウンドが変化し遊撃手ヘンダーソンが捕球にてこずる失策の間に3点目を奪われ、1死一、二塁でウィルソンにスプリットを左前打され4点目を失った。
3、4回は立て直し無失点に抑えたが、5回先頭の2番ウィルソンに二塁打、次のルーカーに四球を与え、3人目のソダーストロムを左飛に抑えたところで、87球で降板した。
4回1/3を8安打4失点(自責点3)、1四球2奪三振で、防御率は3・23となった。5回まで持たなかったのは4月12日のブルージェイズ戦以来、3度目となった。
トニー・マンソリーノ監督代行は、現地中継局MASNなどの取材に、菅野について「立ち上がりで少し苦しんだ。球がゾーンから外れていた。守備の助けも得られず、3失点した2回は野手を抜けていった。これも野球だ」と話した。