
<日本生命セ・パ交流戦:阪神-オリックス>◇8日◇甲子園
阪神岡田彰布オーナー付顧問(67)がABCラジオの生中継「フレッシュアップベースボール」の解説を務めた。
佐藤輝明内野手(26)が本塁打、打点の2冠に打率も高水準をキープしていることに、これまで通り「読みっていうか、駆け引きがができるようになってきたかな。一番変わったのはポイントが前になったこと。片手でのホームラン多いでしょ。2年間、ずっと差し込まれるなって言ってたんですよ」と解説した。
球界の打撃スタイルの流行についても言及した。「今の選手は泳ぐのが嫌なんですよね。(体が)前に出されてるんじゃなくて、バットが泳いでいるだけ。体は泳いでないんですよ。打ち方のコツが分からないんですよ。昔の選手は詰まる方が嫌だった。詰まってバット折られたりね。今の選手は逆ですね。ボールを引きつけて、引きつけてね。おとといの木浪(サヨナラ打)なんてどれだけ泳いでますか?」と持論を展開した。