＜W杯欧州予選：アンドラ0－1イングランド＞◇7日◇K組◇第3節◇バルセロナ（スペイン）
2026年FIFAワールドカップ（W杯）北中米3カ国大会欧州予選は7日、各地で行われ、K組でFIFAランキング4位のイングランドが同173位のアンドラに1－0で勝って、3連勝とした。後半5分にFWケーン（バイエルン・ミュンヘン）が決勝点を挙げた。アンドラは3連敗となった。
イングランドは格下に辛勝した。圧倒的に攻め込みながらもゴールが遠く、前半を無得点で折り返した。後半5分にケーンがようやく先制。ゴール前に抜け出して右足で放ったシュートはGKに防がれたが、そのこぼれ球をFWマドゥエケ（チェルシー）が左から折り返し、最後はケーンが押し込んだ。
代表通算106試合で72点目。エースFWは「確かに素晴らしいパフォーマンスではなかったし、多くの人の記憶に残る試合ではないと思う」。試合はアンドラのスタジアムが工事中のためバルセロナで開催されたが、イングランドサポーターからブーイングも起こった。就任後3連勝となったトゥヘル監督は「ワールドカップ予選に必要な真剣さと緊張感を欠いたと思う」と語った。
選手は各リーグのシーズンを終えたばかり。10日にセネガルとの国際親善試合に臨み、大半が休む間もなく、14日に開幕するクラブW杯に臨む。
