
<日本生命セ・パ交流戦:中日4-3ロッテ>◇7日◇バンテリンドーム
中日井上一樹監督(53)が、8回3失点のエース高橋宏斗投手(22)について、今後もローテーションから外さずに復調を待つ考えを明かした。
「毎回課題は残りますし。でね、去年無双のピッチャーと言われたが故に、こちら側のハードルも高いし、注文も高いんですけども、やはり日本を代表するピッチャーになるためには、そういったところでしょうっていうところがね、やっぱちょっとで出てしまいましたね。今日3失点のところですけどね」と、1点援護をもらった直後の5回の投球を指摘した。
5回は連打で無死一、二塁とされ8番友杉が送りバントを2度失敗している中、四球で歩かせ無死満塁。9番投手の田中晴にプロ初安打となる逆転の2点適時打。さらに暴投で1点を与え3失点となった。
サヨナラ勝ちで12球団ワーストの6敗目となる黒星は消えたが、なかなか昨季のような投球ができない。井上監督は「彼の場合はよっぽどのことがない限り僕もローテーションから外すつつもりはないので、そういったところはまた(課題を)潰しながら、いい方向に転がっていくように、彼は暑くなればなるほど良くなるという僕の中ではイメージがありますんで、どんどんそういったものを潰して良くなってほしいと思います」と、今後に期待した。
中日高橋宏「点を取ってもらった後に安打と四球で相手にチャンスを与えてしまったことが今日のすべてで、反省すべき点だと思います」