WEST．小瀧望（28）が9日、東京建物 Brillia HALLで主演ミュージカル「梨泰院クラス」（7月21日まで、同所など）の初日を迎え、開演前に囲み取材に応じた。
チョ・グァンジン氏の人気漫画が原作で、20年に韓国でドラマ化されて世界中で大ヒット。日本でも22年にドラマ化された。飲食業界での成功を目指して小さな飲み屋を開業し、父親の敵でもある大企業相手に戦いを仕掛けていく主人公パク・セロイを演じる。
世界初のミュージカル化とあって、小瀧は「初演の大変さを痛感した2カ月でした。直前まで改善と変更があった中、一丸となって作り上げてきた。その成果をこれから皆さんに届けられるという高揚感があります」と話した。また「舞台上で描かれる年数が長いので、人の成長も感じてほしいですし、音楽が素晴らしい。生命力あふれる振り付けが詰め込まれてますから、オープニングから心をわしづかみにしたい」と意気込んだ。
韓国ドラマ版が人気を博したが「僕は僕なりのパク・セロイをやってみようかなと思ってから、気持ちが楽になりましたね」。特徴的な“セロイヘア”もよく似合う。「ビジュアル撮影の時にこの髪形にした時は、メンバーの反応とかを気にしてました。今回は『早くこれにしたい』と。気に入ってます」と笑った。
ダブルキャストでオ・スアを演じる乃木坂46梅澤美波（26）からは「小瀧さん、褒められたりすると耳まで真っ赤になるんですよ。そのピュアさがめっちゃセロイだなって感じてました」とタレコミが。小瀧は「通し稽古が終わった後、スタッフの方に感想を聞いたら『めっちゃセロイだったね』って言われて。全体の感想じゃなくて僕に注目されたので顔が赤くなりました。この色になりました」と衣装のフーディーを指した。
初日を迎え「ついにこの日が来たか、という思いでいっぱい。ここにしかない良さがたくさん詰まってると思いますし、ダイナミックでドラマチックで、時間があっという間に過ぎると思います。長い戦いになりますけど、楽しんでいただけるように頑張りますので応援よろしくお願いいたします」とあいさつした。
チョ・イソ役（ダブルキャスト）の和希そらとsara、梅澤とスア役を務める川口ゆりなも登壇した。
