
<日本生命セ・パ交流戦:DeNA4-7日本ハム>◇7日◇横浜
日本ハムが快勝し、04年の北海道移転後、通算1500勝に王手をかけた。
打線は1回に4番郡司の中前適時打で先制。2回は1番水谷の右前適時打、五十幡の適時三塁打で2点を追加。4回には五十幡の左前適時打、清宮幸の右前適時打でさらに2点を追加と、効果的に得点を重ねた。
「6番投手」で出場した先発山崎は7回1死満塁で右前へ2点適時打。交流戦5年連続安打となり、07~11年杉内(ソフトバンク)が持つパ・リーグ投手の最長記録に並んだ。投げても序盤からテンポのいい投球で凡打の山を築いた。4回に筒香に2号ソロを浴びてもリズムを乱されることなく好投。8回は度会に4号3ランを献上したが、自ら積み上げたリードにも助けられた。
山崎は打撃で4打数1安打2打点、投球は7回2/3、7安打4失点と“投打二刀流”の活躍で今季3勝目。降板時にはマウンドにやってきた新庄監督から肩をポンポンとたたかれ、拍手も送られた。
チームは連敗を2で止めて、貯金を8に戻した。これで本拠地を東京から北海道へ移転した04年以降の通算成績は3020試合で1499勝1429敗92分けとなり、節目の1500勝まであと1勝となった。