
<ロッキーズ2-4メッツ>◇6日(日本時間7日)◇クアーズフィールド
メッツ千賀滉大投手(32)が敵地でのロッキーズ戦に先発し、6回までメジャー自己最多の109球を投げ5安打1失点、2四球6奪三振。今季7勝目はならなかったが、チームの勝利に貢献した。この試合で再び規定投球回に達し、防御率1・59でリーグトップに浮上した。
千賀は初回、2回ともに3者凡退と好調の立ち上がり。3回1死から8番モニアクに初球スイーパーを右翼スタンドに運ばれて先制ソロを浴び、その後も走者を出してピンチを背負ったが、あと1本を許さず最少失点で6回まで投げ抜いた。
標高1600メートルにある敵地クアーズフィールドでの初先発に「球がなかなかうまく自分の思った軌道じゃなく変化したりするので、難しさは感じていた。結果、6回までいけて良かった」と振り返った。右足小指を骨折しながらも2-2の9回2死一、三塁で代打し決勝の2点二塁打を放ったリンドアについては「やっぱりスターだなと思いましたし、それを感じさせないリーダーシップの強さも感じました。彼の全てが出たのかなと思います」と話した。