
サッカー女子日本代表「なでしこジャパン」元メンバーの川澄奈穂美(39=新潟)が7日までにインスタグラムを更新。同じ元「なでしこジャパン」の阪口夢穂さん(37)とともに、元バレーボール女子日本代表でSVリーグ「ヴィクトリーナ姫路」のエグゼクティブアドバイザーを務める竹下佳江さん(47)と対面し、闘魂を伝授されたことを報告した。
世界最小最強セッターと呼ばれた竹下さんは大きな挫折からはい上がっている。2000年シドニーオリンピック(五輪)で日本女子は予選敗退で出場権を得られなかった。当時、司令塔の竹下さんは戦犯扱いされ、その後は一時引退。それでも再起して復帰すると04年アテネ五輪5位入賞、12年ロンドン五輪では28年ぶりとなる銅メダルに導いた。
笑顔の3ショットを掲載した川澄は「現役当時のお話も聞けて、とても刺激を頂きました。やっぱり温かったら強いチーム作れません。来季は鬼になろうと決意しました」などとつづった。所属する新潟レディースは史上最高タイの4位も優勝には届かなかった。移籍して3季目となる来季に向けて、竹下さんの闘魂をいかしていく。