
<日本生命セ・パ交流戦:阪神1-0オリックス>◇6日◇甲子園
阪神小幡竜平内野手(24)が再起戦でさっそく救世主になった。左下肢の筋挫傷が癒え、この日出場選手登録。「6番遊撃」で先発した。
患部に違和感を訴えた5月11日以来の出場に「やっぱり緊張しました」。言葉と裏腹に伸び伸びとプレーした。3回に後方へ飛球をジャンプして捕球。7回1死一、二塁では杉本の三遊間への打球にスライディングで追いつき、遊-二-一の併殺を完成。好投の村上を救った。「本当に勝てたことがうれしい。少しでも救うことができたのであればよかった。体は全然問題なく、しっかりやれました。あれだけのファンの方の前でやれるのは、すごいいいことだなと思いました」と喜びを表現した。不在中、遊撃を守っていた木浪がこの日は三塁。遊撃争いもまた注目されそうだ。