
<日本生命セ・パ交流戦:阪神-オリックス>◇6日◇甲子園
阪神村上頌樹投手(26)の無安打無得点投球は、オリックス紅林によって打ち破られた。
7回1死。85球目の147キロストレートを紅林に捉えられ、中前に運ばれた。ついに無安打無得点投球が途切れた。
58キロの超スローカーブなど、立ち上がりから緩急を生かして打者を翻弄(ほんろう)。出塁を許したのは初回、先頭の広岡に与えた四球のみだった。自身にとって今季初となる交流戦先発。5回までに5三振を奪い、パ・リーグ相手にも安定した立ち上がりを見せた。
ただ、味方打線もオリックス先発の東に抑えられ、6回1死でようやく村上がチーム初安打。6回終了時点でお互いゼロ行進が続いている。